Our Service

根管治療

やり直しのない治療を目指して

精密根管治療
むし歯がひどくなると、歯の内部に細菌が侵入して神経にダメージを与えます。その後、炎症が大きくなると神経は徐々に壊死し、歯根周囲の骨が溶けて行きます。この時に根の中を徹底的にきれいにして再び感染が起こらないよう緊密に封鎖する治療のことを根管治療と呼びます。

根管治療は難しい治療の一つとされており、一般的に神経をとる治療と呼ばれる抜髄治療と、その後の被せ物をした後で再感染が確認されて行う再根管治療の二つがあります。

東京医科歯科大学によると日本における根管治療は約50～70%の割合で再治療が必要になっていることがわかります。

さらに再根管治療の場合、最初の根管治療（抜髄）と比較して、成功率が著しく下がると言われています。
つまり、まずは精度の高い抜髄治療を行い、可能な限り再根管治療の可能性を下げることが大事だと分かります。

日本における根管治療は過去、保険診療で行うことが一般的でしたが、器具や材料の進歩により成功率の高い精密な治療が可能になりました。

①歯科用CT
三次元のレントゲン写真で根管の位置や形態を確認します
②ラバーダム防湿
細菌を含んだ唾液の混入や強力な消毒液がお口の奥へいくのを防ぎます
③顕微鏡
マイクロスコープとも呼ばれ、約２０倍に拡大した状態で根管の入口や根管内の汚染された隙間を綺麗にします
④ニッケルチタンファイル
根管に追従するしなやかな針金状の器具で根管内を綺麗にします

⑤MTAセメント
根管内の消毒が終わった後に根管を緊密に封鎖する材料です。生体に優しく、殺菌性があり、根管内をしっかりと封鎖することが可能です

当院では、治療の精度を高めるためにこれらを使って自由診療の精密な根管治療を行っております。
また、１回あたりの処置時間をしっかり確保することで成功率を高め、短期間で治療が完了します。

他院では抜歯しか方法がないと言われた方でも、歯を残せる可能性が高まりますのでぜひご相談ください。